愛の讃歌(エディット・ピアフ物語)
本当に久々にお芝居を見に行きました。
以前に、前売り券を購入したときに少し書きましたが
美輪明宏さんの舞台です。
ポスターを見る限り、なんだかちょっと引いてしまいそうになりますが
実際は、本当に素敵な舞台でした。
母の日のプレゼント変わりとして行った舞台ですが
私も十分に楽しめました。
母は、若い頃、美輪さんの歌をよく聴きに行っていて
シャンソンが、すごく好きなんです(丸山明宏の頃から)
ただ、シャンソンのコンサートとか、なかなか無くて
あっても曜日が合わなくて、行くことができませんでした。
今回は、たまたま日曜日の公演もあったので
迷わず即、予約したんです。
本当は、歌のみのコンサートが良かったんですが
今回は、愛の讃歌で有名な、エディット・ピアフの物語でした。
ただ、とにかく、すごかった!
美輪さんが歌いだすと、引き込まれていく自分を感じました。
上手いっ!という言葉では表現ができない感じです。
何よりも一番聴きたかった「愛の讃歌」は
想像を絶しました。
物語の中で歌うので、とても悲しい場面。
今までよく知らなかった、愛の讃歌の詞の意味を初めて知りました。
自然に涙が出てきました・・・
愛の讃歌で有名な越路吹雪さんは、日本語で歌っておられましたが
美輪さんは、全部フランス語です。
たぶん、一曲歌うと体力を本当に消耗してしまうくらい
全身全霊の愛の讃歌でした。
この歌が聴けただけで、この舞台へ行ったかいがありました。
演出等すべて美輪さんが手掛けています
今回の舞台は、大阪のフェスティバルホールでありました。
新しくなって初めてだったんですが、すごく綺麗で
音響も良かったです。
肥後橋の駅と直結しているので、便利です。
会場の入り口あたりに行くと、なんだかよい香りが・・・
これは、お香の匂い・・・?!
母も同じことを言ったので、はっきりと香っていたと思います。
たしか、この香りも美輪さんの演出のようです。
きっと、客さんへのおもてなしの心遣いなんだと思います。
来られているお客さんもおしゃれな方が多くて
今回は、着物の方をたくさん見かけました。
そういえば、美輪さんって、78才なんですね!
考えられません。
あれだけの舞台と歌・・・
すごい体力だと思います。
舞台は、3幕まであったので通常の舞台より
かなり長かったと思います。
今度は、歌オンリーのコンサートに行ってみたいと思います。
コメント