スポンサーリンク

弾いている時に考えている事

スポンサーリンク

なかなかの回復力

前回の記事で、洗い物中に指を切ってしまって、痛いっ( ;∀;)と書いたと思うのですが、わずか1週間ほどで治りました。早いっ。あんだけ血が出たのに、意外に切り口は大したことなかったみたいです。絆創膏を貼っていると蒸れて治りが遅くなりそうなので、昨日からすっぴん指です。
実は、指を切った翌日に、恐る恐るピアノを弾いてみました。防水タイプの絆創膏を貼った状態だったんですが意外に弾けました(#^^#) もちろん切った部分が当たると痛かったんですが指を寝かせた状態で練習してみました。

なんと、逆に力が抜けていつもより上手?に弾けるではありませんか!普段どんだけ力が入った弾き方をしていたんだろう。録画して見てみると、右手の薬指がぺこっと変な弾き方にはなっていますが、それほど違和感なく弾けていました。指先が鍵盤に当たるのを必死で避けて弾いていたので、力任せのフォルテにならずに済んだのかもしれません。

ただ、指が元に戻ったら元の弾き方に戻っているから、どうしたらいいんだぁ。まぁ、なんでも力み過ぎはいけないという事だと思いました。

カッコつけて弾くとき

人前演奏や録音をするときは、なるべく完璧に素敵に演奏したいと思います。その思いが強すぎて崩壊するんですけど、このクセがなかなか抜けません。曲が盛り上がってくると嬉しがっていつもより大げさに弾いてみたり、テンポアップしてみたり。それによって収拾がつかなくなって崩壊します。

正直、録音でも一番最初に「この曲、何分くらいになるか測ってみよう!」程度で適当に弾いた時が一番上手に弾けているから不思議です。記録に残す気がなく、どうでもよい演奏が一番マシってどういう事でしょうね。

弾いている途中に、いろいろ考えてしまうのもダメみたいですね。それでも「無」になって弾く事なんかできないなぁ。だいたい弾きながら「苦手なあの部分、ミスせずに乗り切れるか?」「椅子の位置が気持ち悪い」「ここ弾けたらあとは大丈夫かなぁ」「このピアノなかなかいい音だなぁ」「慌てずに落ち着いて!」「ギャッ、こんなところで間違えた!なんで~」「えっ、次の音なに?」「なんか間違えそう~」「もうすぐ終わりだ~」・・・とか、あまりにも邪道過ぎますね。

発表会が近づいてきたので、余計にいろいろと考えてしまいます。本当はミスタッチとかどうでも良いのかもしれませんね。完璧にそつなく無難に弾けても、面白みのない演奏になる方が怖いのかもしれません。・・・と書きつつ、やっぱりミスなしで弾きたいと思う私は芸術家にはなれないなぁ”(-“”-)”

 

▼参加しています。いつもありがとうございます。励みになります♪

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ