丁寧に弾く
昨日、久しぶりの演奏会。プロの演奏を生で聴いてすごく感じた事がありました。あまりにも当たり前の事なんですが、一切ごまかしが無いって事です。音階が長々と続くところも最後の最後まで綺麗に音を弾ききる。すごい迫力とスピードで弾いていてもちゃんとトリルが入っている。本当に当たり前の事です。なのに、こんなに気になったという事は、今の自分が、どんだけごまかしながら弾いているかという事です。それと、やっぱりプロなんです。ミスがありません。もしかしたらあったのかもしれませんが、ピアノを長年弾いている私にも一切分からなかったです。最近は、アマチュアが弾くピアノを聴く事が多くて、やっぱり止まったりミスタッチをする場面もたくさん見ていたので、プロのすごさにびっくりしました。
最近の私は、ある程度弾けたらいいかなぁ~みたいな感じです。ちょっと弾けない部分があっても、まぁこれくらいいいかな、みんな気づかないよね~みたいな酷い完成度(>_<) ちょっと反省です。でも、プロのあのメンタルが欲しい(;^ω^) 「どうぞ、私の演奏を聴いてください。」なんて言ってみたいです。弾く前から、言い訳タラタラ言いつつ弾き始めるのはもう、やめないとね”(-“”-)”
丁寧に弾くを考えると、まずは、きっちり楽譜通りに弾くことが大事ですね。ある程度譜読みが出来てきたら、発想記号、テンポ等を楽譜から読み取って。でも、曲は、はじめから雰囲気をつかみながら弾かないとダメってなんかで読んだ気もするし。悩みますなぁ~。でも、やっぱりまず譜読みだなぁ。全く弾けない時もあるしね。
最近、特に苦手だと気づいたのが、音階です。モーツァルトのソナタを弾いていて、どうしてもうまく弾けない部分がよくあるんです。書いてある指使いでも弾けないし、自分でいろいろ考えても逆に弾けないし。音階とかは、指に覚えさせないと曲にならないのに、弾けないんです。ハノンのやり直しか!?それか、曲の中でとことん苦手な音階を弾きまくるか?どちらが効果的かな?ごまかして弾く頻度が一番多い音階。指のクセもだいぶ関係しているようにも思います。子供時の方が、素直に弾いていたように思います。性格がひねてしまったんやね、私は。
グリーグの「春に寄す」を練習中ですが、昔先生から注意を受けた部分、未だに出来てません。同じ場所で同じ間違いをするんです怖いわぁ~。何年、何十年たっても同じところで間違っているなんて( ;∀;) 私にとって弾きにくいところは、何年たっても同じという事です。なので、明日練習時間があれば、超ゆっくり練習をします。私にとっての丁寧な練習は、超ゆっくりで鍵盤を下までしっかりと押さえ込んで指に覚えさす練習です。すぐにいう事を聞かなくなるので、ゆっくり、ゆっくり( `ー´)ノ
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