やなせたかしさんの「明日をひらく言葉」
先日、久しぶりに本屋さんに行きました。
最近、ネット購入がほとんどで、ゆっくり本屋さんへ行くことが
ありませんでした。
以前だったら、お気に入りの作家さんの本を探して
新刊を見つけた時は、わくわくしたものです。
ただ、今、特に好きな作家さんもなく、エッセイもいまひとつ・・・
自分に、ガツンとくるような本に出合っていません。
熊井明子さんや中山庸子さんの本も
ほとんど持っているので、買うものもなく・・・
小林正観さんの本は、今までの本の総集編という感じの物で
買う必要が無い感じです(すでに亡くなっておられるので・・・)
PHP文庫の本は、以前からよく買っていたので
いろいろ見ていたら、ちょっと気になる本が!
アンパンマンの作者「やなせ たかし」さんの本
たしか、数年前に94才で亡くなられています。
大器晩成型の人で、アンパンマンがアニメ化されたのが
70才の時だったとか・・・
あの豊富なキャラクターを次々と生み出すパワーがすごいと思いました。
うちも、子供が小さい時は、ビデオを擦り切れるくらい見ていたし
雑誌のふろくで付いていた、おふろに貼るポスター?!で
あいうえお・・・を覚えたくらいです。
大人の私が夢中になるというか、へぇ~っていうキャラクターが登場するので
子供と一緒に見ていた記憶があります。
今回購入した本は、やなせさんの今までの人生から生まれた
いろんな言葉です。
やっぱり人生長く生きてきた人の言葉には重みがあります。
いままで、宇野千代さんの本でも感じましたが
悟ったような言葉に感じます。
決して、難しい言葉ではないんですが
単純でありながら、奥が深い言葉。
結局、生きるってことは?!そんなに難しい事ではないんだという事が
なんとなく分かります。
今の私なんかは、物質的な事、お金とかにこだわりすぎている気が
しますし、分かっていても人の事がうらやましくなったりします。
読んでいて、そうだな~って感じるだけでも価値があるかも。
今は、分からなくても、もう少し年を重ねていくと
分かってくることもあるんじゃないかと・・・
本の感想とかは、苦手なのでうまく書けませんが
読みやすくて、やさしい本だと思いました。
宇野千代さんの本は、私のお守りのような存在です。
どんな自己啓発本よりも役にたちます。
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